「うねり毛」の癖に効果的なダブル軟化
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営業時間10時～23時半（最終受付19時まで）
日本人に多い癖に「うねり毛」というのがあります。
どのような癖かというと、ドライでは癖が出るのですが、
ウェットになると真っすぐになってしまう。。
縮毛矯正時にアイロンで伸ばして、2剤酸化をするわけですが
アイロンで伸ばして真っすぐ（当然です）そして2液でウェットにして
真っすぐですが、ドライにすると軟化不足で癖が出てくる・・・！
というような施術ミスが起こりやすいのが、うねり毛です。
この性質はオルトコルテックス中心の髪内部に
パラコルテックス局在部分があるため。
癖が残りやすいのはオルトとパラの2種類の軟化速度（薬剤浸透度）
が違うために均等に軟化出来ていないことです。
浸透速度の違いは軟化時間に影響が出てきます。
どうしてもS2部分のパラコルが軟化不足になるためにドライすると
癖が出てくるという状態になるわけです。
またうねり毛の特徴として、細くて乾燥毛（猫っ毛）が多いので
強いパーマ剤ではハードダメージを受けやすく、危険を伴います。
ではどうするかというと、
パラコルに強い疎水タイプの還元剤を使用して、プレ還元を行うことです。
そうすることで、最初に（１st）S2のSS結合を緩め次にS1のオルトコルに
還元（２st）をする2段階還元（ダブル軟化）をする方法をとります。
うねり毛の攻略ポイントは、
S2⇒S1
というように還元していくことです。
S2には、主にシステアミン
S1には、主にチオグリコール酸の順番で軟化させることを
ダブル軟化というわけです。
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